kurukuru日記

日々の備忘録、育児メモ、たまに子連れ旅

映画感想

今日は特に出かける事もなく、
お家に引きこもっています。
こんな時は滞ってるメールの返事をしたり、
友達のブログをみたり、本を読んだりして
あっと言う間に夕方になります。

そして、一番好きな過ごし方は(有意義というか)
アイロンをかけながら、DVDを観ることです。
家事が苦手で、料理もまったくへっぽこなのですが、
アイロンかけだけは昔から好きで、キチンと自分でやっていました。
好きな1番の理由は、ウチの母がとにかく何にでもきれーーーいに
ピシっとノリ付けしてアイロンをかけた服をいつも着させてくれたので、
私もピシっとアイロンのかかった服が大好きなのです。
小学生の時は自ら制服のスカートを寝押しするような子供でした。


そんな時に観る映画はやっぱり邦画が良いですね。
字幕はついつい読むことに必死になって、
アイロンが進まない。
そして今日のお供は
黒澤の「白痴」です。

白痴 [DVD]

白痴 [DVD]

アイロンのお供にするには立派すぎる
映画ですね(汗)
森雅之さんは何というか、女性で言う魔性ですね。
今回の役は純粋な心で人々を魅了させるのですが、
浮雲」の時はダメ男っぷりで高峰秀子をメロメロにして。。。
とにかく色男です。
三船との絡みはとにかく緊張感があり黒澤監督のストイックさが
ビシビシと伝わってきました。
そしてモチロン原節子の超絶な美しさ。
あの笑顔を出されると、目がチカチカしますね。
終始緊張感が漂う映画でしたが、唯一の笑い所
東山千栄子さんがとにかくいい味だしていました。
実にこの緊張と笑いの緩急が良かったです。
長い映画でしたが、あっと言う間に終わりました。